説明
ヒマラヤ山岳地帯に住むシェルパ族やリンブー族(チベット系民族)の伝統的なお酒。シコクビエ(キビ)を発酵させた「どぶろく」のようなお酒で、一般的には「チヤン(またはチャン)」と呼ばれる。中でも「トンバ」と呼ばれるスタイルは、木や竹の専用の筒に発酵したキビを入れ、お湯を注いで、先端を潰した専用の竹ストローで吸って飲むという、極めてエキゾチックな温かいお酒。
【チヤン(トンバ)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
- キビ(シコクビエ)
- 酵母(マルチャ)
- お湯
作り方
- 【本格的な作り方】
- 【発酵(どぶろく)】:シコクビエ(キビ)を茹でて冷まし、ネパールの酵母「マルチャ」を混ぜ合わせて竹カゴなどで数日間発酵させる。
- 【トンバの準備】:甘酸っぱい匂いになった発酵キビを、「トンバ」と呼ばれる専用の木製のジョッキ(または竹筒)に半分ほど入れる。
- 【お湯を注ぐ】:熱湯を縁までなみなみと注ぎ、数分待ってアルコールとお米の甘みを抽出する。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
なし(キビの素朴な甘みと、乳酸発酵の酸味が主役)
日本のスーパーでの代替食材
日本の「マッコリ」や「どぶろく」を温めて飲む(ただしキビの香ばしさはない)
ペアリング
シャプタ(チベット風肉炒め) / スクティ(干し肉)
豆知識
極寒のヒマラヤにおいて、体を芯から温めるための「命のお酒」です。甘酒のような乳酸菌の酸味と甘みがあり、非常に飲みやすいため、お湯を継ぎ足しながら永遠に酔い続けることができます。
食べ方・マナー
専用の竹のストロー(ピプ)の先端は、キビの粒を吸い込まないようにフィルター状に潰されています。お湯を吸い尽くしたら、また熱湯を継ぎ足し、味がなくなるまで(通常3〜4回)お酒を抽出し続けて飲みます。