説明
牛乳を長時間煮詰めてジャガリー(黒砂糖)でキャラメル色にし、素焼きの壺(クリハド)に入れて自然発酵させた、東インド・ベンガル地方の魔法のように濃厚で甘いヨーグルトスイーツ。
【ミスティー・ドイ(素焼き壺の濃厚発酵ヨーグルト・インド屋台版)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【2人前・分量】全脂牛乳500ml、ジャガリー(ヤシの黒砂糖またはきび砂糖)大さじ4、プレーンヨーグルト(種菌用)大さじ1、素焼きの壺(クリハド)2個。
- 大鍋にたっぷりの全脂牛乳を入れ、弱火でかき混ぜながら量が半分ほどになるまでじっくりと煮詰める。
- 別の小さな鍋でジャガリー(または砂糖)と少量の水を火にかけ、焦がして香ばしいキャラメルソースを作る。
- 煮詰めた牛乳にこのキャラメルソースを流し込み、全体が美しい薄茶色(テラコッタ色)になるまで混ぜ合わせ、人肌程度まで冷ます。
- ここに種菌となる少量のプレーンヨーグルトを加え、屋台に並んだチャイ用の「素焼きの小さな壺(クリハド)」に並々と注ぎ入れる。
- 壺の口を紙や布で塞ぎ、暖かい場所で一晩(約12時間)静かに自然発酵させる。ここからが素焼きの壺の魔法。壺の微細な気孔がヨーグルトの余分な水分を外へ逃がし、中身が「チーズケーキのように硬く、ねっちりとした極濃状態」へと凝縮される。
- 完全に固まったら氷でキンキンに冷やして提供。スプーンですくうと形が崩れないほど濃厚で、焦がしキャラメルのコクとヨーグルトの爽やかな酸味が口の中でとろけ合う、ベンガルの至高のデザート。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
日本のスーパーでの代替食材
ギリシャヨーグルトにカラメルソースを混ぜる(水分が抜けた濃厚さの代用として)
ペアリング
スパイシーなベンガル風フィッシュカレーの後に
豆知識
【ガチ勢向け】「ミスティー」は甘い、「ドイ」はヨーグルト(ダヒのベンガル語訛り)。インド全土でダヒ(ヨーグルト)は食べられるが、牛乳を煮詰めてキャラメル化させ、さらに素焼きの器で水分を抜くという「スイーツとしての異常な執念」を燃やしたのは、甘いものに目がないベンガル人ならではの発明。コルカタの街角には、この壺が山積みされた専門のスイーツ屋台が無数に存在する。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】小さな素焼きの壺を手に持ち、木のスプーンでキャラメル色の硬い表面をサクッと割り、中から現れる滑らかなヨーグルトを土の香りと共に少しずつ愛おしむように味わう!
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