説明
中国江蘇省・南京市の伝統的な秋のスイーツ。一口サイズの小さな里芋(サトイモ)を、重曹で赤く発色させながら長時間煮込み、黒糖と「金木犀(キンモクセイ)の花のシロップ」で甘く香り付けし、葛粉でドロドロにとろみをつけた温かいお汁粉のようなデザート。
【糖芋苗(タンユーミャオ / 南京風・サトイモと金木犀の赤いとろみスイーツ)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
- 小さな里芋
- 重曹(食用)
- 黒糖(または氷砂糖)
- レンコンデンプン(または片栗粉/葛粉)
- 糖桂花(金木犀シロップ)
作り方
- 【本格的な作り方と日中の違い】
- (芋の準備)新鮮な小さな里芋(芋苗)の皮をむき、塩で揉んでぬめりを少し落とす。
- 鍋にたっぷりの水と里芋を入れる。
- 【最大の魔法】:ここに「極少量の食用重曹(食用碱)」を加える。重曹のアルカリ成分が里芋のポリフェノールと反応し、煮込んでいるうちにスープと里芋が「美しいルビー色(赤茶色)」に変化する(これが南京伝統の技)。
- 弱火で里芋がホクホクに柔らかくなるまでじっくり煮込む。
- 黒糖(または氷砂糖)を加えてコクのある甘みをつける。
- 水で溶いた「藕粉(レンコンのデンプン・または葛粉)」を流し入れ、スープ全体に透明感のある「ドロドロのとろみ」をつける。
- 器に盛り、仕上げに「糖桂花(金木犀の花のシロップ漬け)」をたっぷりと乗せる。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
金木犀(キンモクセイ)の強烈で優雅な花の香り
日本のスーパーでの代替食材
(日本のサトイモと黒糖で作れるが金木犀シロップは必須)
ペアリング
緑茶 / そのままおやつとして
豆知識
【豆知識】南京を代表する「四大屋台スイーツ」の一つ。日本では里芋(サトイモ)は醤油や出汁で「しょっぱく煮る」のが普通ですが、中国(特に南方)ではタロ芋同様に「極上のスイーツ食材」として扱われます。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】レンゲですくって食べます。とろみのある温かい赤いスープと一緒に、ホクホクで少しねっとりした里芋を噛み砕きます。鼻に抜ける金木犀の花の香りが、秋の訪れを感じさせます。