説明
新疆ウイグル自治区の人々の「命の主食」。インドの柔らかいナンとは異なり、水分が少なく、ピザのように丸くて平べったく、タンドール窯の壁に貼り付けて「ビスケットのようにサクサク・カチカチ」に焼き上げられるのが特徴。保存食として数ヶ月もつ。
【馕(ナン / ウイグル風・釜焼き巨大パン)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方と日中の違い】
- (生地の秘密)小麦粉に水と塩、少量のイースト(または老麺)を加え、水分を極限まで少なくした硬い生地を捏ねる。牛乳や卵、羊の油を練り込む高級なものもある。
- 生地を、円盤状(ピザの生地のような形)に薄く広げる。中心部分は極薄にし、縁(耳)の部分だけを分厚く土手のように残す。
- 【プロの道具】:中心の薄い部分に、専用の針の束がついたスタンプ(チッキチェン)を押し当て、美しい幾何学模様の無数の穴を開ける(これが焼く時に生地が膨らむのを防ぐ)。
- 表面に塩水(または玉ねぎ水)を塗り、白ごまや黒ごまを散らす。
- 巨大な土窯(トヌール)の燃え盛る内壁に、生地を「ペタッ」と力強く貼り付ける。
- 水分が完全に飛び、全体が黄金色で「カチカチのサクサク」になるまで香ばしく焼き上げる。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
焦げた小麦粉の純粋な香ばしさ、ごまの香り
日本のスーパーでの代替食材
(薄焼きのピザ生地やクラッカーに近いが代用不可)
ペアリング
大盤鶏(巨大チキン煮込み) / 羊肉のスープ
豆知識
【豆知識】「ナンがなければ生きていけない」と言われるほど神聖な食べ物で、絶対に足で踏んだり捨てたりしてはいけません。乾燥した砂漠気候のおかげで、一度焼けば数ヶ月間腐らず、シルクロードの旅人たちの命を繋いできた究極の保存食です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】そのままかじると歯が折れそうなほど硬い(サクサク)ですが、ウイグル族の人はこれを「熱々の羊スープ」や「大盤鶏のタレ」、または「ミルクティー」に浸し、スポンジのように水分を吸わせて柔らかくしてから食べます。
アレルゲン
小麦, ごま