説明
中国の遊牧民(ウイグル族やカザフ族、モンゴル族)が毎日水のように飲む伝統的なミルクティー。日本のタピオカミルクティーのように砂糖で甘くするのではなく、「塩」で味付けし、羊の脂やバター(酥油)を溶かし込んだ、スープのようにコクのある滋味深いお茶。
【新疆咸奶茶(シンジャンシエンナイチャ / ウイグル・カザフ風の塩入りミルクティー)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (茶葉の煮出し)ヤカンに水を沸かし、中国辺境部でよく飲まれる黒くて硬いブロック状の「磚茶(黒茶・プーアル茶の一種)」を崩して入れる。
- 茶葉の色が濃く出るまで、数分間しっかりと煮立てる。
- (ミルクの投入)そこに、新鮮な牛乳(または羊乳、馬乳)をたっぷりと注ぎ入れる。
- 再び沸騰させ、お玉で高い位置からすくっては落とす動作(揚湯止沸)を繰り返し、ミルクと茶を完全に乳化させる。
- 【味の決め手】:ここに砂糖ではなく「塩」を入れる。
- さらに、コクを出すために「酥油(ヤクや牛の乳から作ったバター)」、または少量の羊の脂をひとかけら落として溶かす。
- 茶こしで濾しながら、お椀(または茶碗)に注いで熱々を提供する。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
塩による旨味の引き出しと、バターの重厚なコク
日本のスーパーでの代替食材
(濃いめの紅茶に牛乳、塩、有塩バターを入れて自作)
ペアリング
ナン(饢) / 羊肉の丸焼き
豆知識
【豆知識】「宁可三日无肉,不可一日无茶(3日肉がないのは耐えられるが、1日お茶がないのは耐えられない)」という遊牧民のことわざがあります。野菜が不足する過酷な環境で、ビタミンやミネラル、塩分、脂質を一度に補給できる究極の「命のスープ」です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】お椀の両端を両手で持ち、熱々をすすります。単なる飲み物ではなく、硬い「ナン(パン)」や「饊子(揚げ菓子)」をこの塩ミルクティーの中に浸し、フニャフニャに柔らかくして食べるのが遊牧民の定番の朝食です。
アレルゲン
乳製品