説明
新疆の夏のバザールを歩くと必ず目にする、洗面器のような巨大な器に「山のように高く」盛られた黄色と白のアイスクリーム。機械を使わず、氷と塩を入れた木の樽の中で、ミルクと卵黄を手作業で何時間もかき混ぜて凍らせた、究極のレトロ・スイーツ。
【新疆手工冰淇淋(シンジャンショウゴンビンチーリン / ウイグル風・手作り黄金アイスクリーム)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
- 新鮮な牛乳
- 卵黄(大量)
- 砂糖
- 氷と塩(冷却用)
作り方
- 【本格的な製法と日中の違い】
- (黄金の液体の作成)新鮮な牛乳(または羊乳)を鍋で沸騰させ、たっぷりの砂糖(白砂糖や氷砂糖)を加えて溶かす。
- 火から下ろし、少し冷ましてから「大量の新鮮な卵黄」を加える。(※卵黄の量が非常に多いため、アイスクリーム全体が美しい黄金色になる)。これを丁寧に濾して滑らかな液体にする。
- (手回しの冷却技術)ウイグル族特有の「巨大な木の樽」を用意する。樽の壁と、中に入れた金属製の容器の間に「天然の氷」と「粗塩」を大量に詰め込む(塩が氷を溶かし、マイナス20度以下の超低温を作り出す)。
- 中央の金属容器に、作っておいた黄金の液体を流し込む。
- 【職人の体力勝負】:機械は一切使わず、職人が長い木べらを使って、液体が完全に凍るまで「数時間、手動でひたすら激しくかき混ぜ続ける」。
- 空気がたっぷり含まれ、滑らかで少しシャリッとした食感の「黄金色のアイスクリーム」が完成。山のように盛って提供する。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
卵黄の暴力的なコクと、牛乳の純粋な香り
日本のスーパーでの代替食材
(卵黄を多めに入れたカスタードアイスクリームで味を代用)
ペアリング
そのままバザールの食べ歩きで
豆知識
【豆知識】「手工(ショウゴン)」は手作りのこと。イタリアのジェラートのような洗練さはありませんが、シルクロードの灼熱の太陽の下で、職人が汗だくになって木の樽をかき混ぜて作ったこのアイスクリームは、世界中のどんな高級アイスよりも心に染み渡る美味しさです。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】小さなガラスの器に、アイス用ディッシャーではなく「お玉」で無造作に山盛りにされます。現代の市販のアイスクリームのような乳化剤が入っていないため、溶けやすく、少し「シャリシャリ(氷の粒感)」とした懐かしい食感があり、卵黄のコクが喉の奥まで広がります。
アレルゲン
乳製品, 卵