説明
中国西北部(甘粛・陝西など)の独特な家庭麺料理。非常に柔らかい小麦粉の生地を、お椀の縁に沿わせてお箸で「シュッ、シュッ」と熱湯の中に弾き飛ばして茹でる。麺の形が両端が細く中央が太い「小魚(撥魚子)」のように見えることから名付けられた。
【炒撥魚子(チャオボーユーズ / 西北風・小魚の形をした手弾き麺の炒め)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (生地作り:ここが命)小麦粉に水と少量の塩を加え、普通の麺よりもはるかに水分量の多い、スライムのようにドロドロで「お箸でやっと持ち上がる程度」の極めて柔らかい生地を作る。これを水の中で休ませておく。
- (弾きの職人技)沸騰したお湯の入った鍋の前に立つ。左手でお椀に入れた生地を持ち、鍋の真上に傾ける。
- 右手にお箸(または専用の鉄の棒)を持ち、お椀の縁から流れ出ようとする生地の端を「シュッ!シュッ!」と目にも留まらぬ速さで削り取るように弾き飛ばし、熱湯に落としていく。
- 熱湯に落ちた生地は、小魚のような形(撥魚子)になって茹で上がる。これを冷水で締める。
- (炒め)中華鍋に油を熱し、羊肉、玉ねぎ、ピーマン、トマトなどをスパイシーに炒める。
- 茹で上がった「撥魚子」を鍋に投入し、強火で醤油、黒酢、クミンと絡め合わせる(スープ麺にすることもある)。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
トマトの酸味と、クミンが香る羊脂
日本のスーパーでの代替食材
(日本のすいとんの生地をスプーンで小さく落として代用)
ペアリング
羊肉串 / 冷たいお茶
豆知識
【豆知識】西北地方の主婦たちが、包丁やまな板を使わず、ボウルとお箸だけで素早く家族の食事を作るために生み出した「時短パスタ」の極みです。生地を弾く「シュッ、シュッ」というリズミカルな音は、西北の台所の日常の音楽です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】小さなパスタのような形なので、レンゲ(スプーン)ですくって食べます。両端は「ツルッ」と喉越しが良く、中央の太い部分は「モチッ」と強烈な弾力があり、一つの麺で2つの食感が楽しめます。濃厚なトマト羊肉ソースとの相性は抜群です。
アレルゲン
小麦, 羊肉, 大豆, 小麦(醤油)