説明
日本の油淋鶏は「衣をつけた鶏の唐揚げに、ネギ甘酢ダレをかけたもの」。しかし本場広東では、衣は一切つけず、水飴を塗って乾燥させた「骨付きの半身鶏」に、高温の熱油を玉じゃくしで何十回も「回しかけて(淋)」皮をガラスのようにパリパリにする高度な料理。
【脆皮油淋鶏(ツイピーヨウリンジー / 骨付き半身鶏の熱油掛け)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方と日中の違い】
- (下準備)内臓を抜いた骨付きの丸鶏(または半身)を、ネギ、生姜、八角、塩などの特製ダレで数時間マリネする。
- (皮の処理)鶏の表面に熱湯をかけて皮をピンと張らせる。その後「水飴(麦芽糖)と赤酢」を混ぜたタレを表面に塗り、風通しの良い場所で数時間〜一晩吊るして完全に乾燥させる(これがガラスのような皮を作る絶対条件)。
- (揚げ方の違い)日本の唐揚げのように油の海に沈めない。片手で鶏を空中に吊るし、もう片方の手で玉じゃくしを持ち、180度以上の熱油を上から「ジャーッ、ジャーッ」と何度も回しかける(油淋)。
- 皮が黄金色になり、叩くとカンカンと鳴るほどパリパリに仕上がったら、中華包丁で骨ごと豪快にブツ切りにする。
- 醤油、黒酢、砂糖、ごま油、ネギ、生姜で作った特製ダレを添えて(または軽くかけて)提供する。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
パリパリに揚がった鶏皮の香ばしさ、ネギ醤油ダレ
日本のスーパーでの代替食材
日本の油淋鶏(美味しいが、皮のパリパリ感と骨の旨味が違う)
ペアリング
ジャスミン茶 / ビール
豆知識
【豆知識】「油」を「淋(上からそそぐ)」という料理名そのものの調理法です。日本の油淋鶏は調理の手間を省くために「普通の唐揚げ」で代用した結果、全く別の料理として定着してしまいました。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】骨がついたまま切り分けられているため、手や箸で骨ごと口に入れ、ガラスのように砕ける皮と、ジューシーな肉を味わい、最後に骨の周りの旨味を吸ってから骨を吐き出します。
アレルゲン
鶏肉, 小麦, 大豆(タレ)