説明
日本やアメリカの中華料理店では、醤油やオイスターソースの濃い茶色いタレで炒められることが多いが、本場(特に広東)では、鶏の胸肉を卵白で純白にコーティングし、油通ししたカシューナッツと共に「極上の塩と鶏ガラスープ」だけであっさりと炒め上げる。
【腰果鶏丁(ヤオグオジーディン / 鶏肉とカシューナッツのあっさり塩炒め)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方と日中の違い】
- (ナッツの処理)生の腰果(カシューナッツ)を、低温の油からじっくりと揚げ(または炒め)、表面が黄金色で中がカリカリになるまで火を通し、油を切っておく。
- (肉の処理)鶏の胸肉(またはモモ肉)をナッツと同じ大きさの角切りにする。塩、料理酒、卵白、片栗粉で優しく揉み込み、純白の薄い衣でコーティングする。
- セロリ、赤パプリカも同じ大きさに切る(日本のレシピによくあるピーマンや玉ねぎのドロドロ炒めにはしない)。
- 中華鍋に油を熱し、鶏肉を低温でサッと油通し(滑炒)して白くなったら取り出す。
- 鍋にネギと生姜の香りを移し、野菜を強火で炒める。
- 鶏肉を戻し、【上質な鶏ガラスープ、塩、少量の砂糖、水溶き片栗粉】を合わせた「透明な塩味のタレ」を流し込む。
- 最後にカリカリのカシューナッツを加え、数秒だけ煽って完成(ナッツを湿気らせないのが命)。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
カシューナッツの油の甘み、鶏ガラスープの旨味
日本のスーパーでの代替食材
日本のカシューナッツ炒め(味が全く異なる)
ペアリング
ジャスミン茶 / チャーハン
豆知識
【豆知識】欧米で「Cashew Chicken」として魔改造され、ドロドロの甘いブラウンソースで提供されるようになりましたが、元々は広東料理の繊細な技術(滑炒)と素材の味を楽しむ上品な料理です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】レンゲを使い、柔らかく純白な鶏肉、シャキシャキのセロリ、そしてカリッと香ばしいカシューナッツを一度にすくって口に入れます。塩味だからこそ、ナッツ自体の甘みと香ばしさが爆発します。
アレルゲン
鶏肉, カシューナッツ(ナッツ類), 卵, 小麦