説明
新疆ウイグル自治区(特にカシュガル地方)のバザールで見られる独特なストリートフード。レトロな「ホーロー(琺瑯)のマグカップ」の中に、羊肉、黄色い人参、ひよこ豆、水を入れ、ストーブの上にズラリと並べて何時間もコトコトと煮込んだ、滋味深い一人用の羊肉スープ。
【缸子肉(ガンズーロウ / ウイグル風・ホーローカップの羊肉一人鍋)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (器の準備)蓋付きのレトロな「ホーロー(琺瑯)製のマグカップ(缸子:ガンズー)」を用意する。これが鍋の代わりになる。
- (具材の投入)カップの中に、新鮮な骨付き羊肉(脂身が少しついたもの)を大きな塊のままゴロッと入れる。
- 新疆特産の「黄色い人参」、水で戻した「ひよこ豆(鷹嘴豆)」を入れる。
- 臭み消しとして、少量の玉ねぎ(またはネギ)と、塩、ごくわずかな黒胡椒を入れる。複雑なスパイスは入れず、素材の味だけで勝負する。
- カップになみなみと水を注ぎ、蓋を閉める。
- 【煮込みの風景】:炭火や薪ストーブ(巨大な鉄板)の上に、このカップを数十個〜百個単位でズラリと並べる。
- そのまま弱火で約2〜3時間、カップの中でスープがグツグツと沸騰し、羊の脂が溶け出してスープが黄金色になり、肉がホロホロに崩れるまで煮込む。客はストーブから直接カップを受け取って食べる。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
羊肉の純粋な旨味と、黄色い人参の強烈な甘み
日本のスーパーでの代替食材
(普通の小鍋で羊肉と人参を塩茹でする)
ペアリング
ナン(饢:ウイグルパン)を浸して食べる
豆知識
【豆知識】1950年代〜70年代の中国で、労働者たちに国から支給された「お茶飲み用のホーローカップ」を、遊牧民が鍋代わりに使って羊肉を煮込んだのが始まりという、非常に歴史とドラマを感じさせる料理です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】カップから直接、黄金色の熱々スープをすすります。羊の臭みは全くなく、人参とひよこ豆の甘みが溶け出た極上のコンソメです。肉はスプーンで崩れるほど柔らかく、一緒にウイグルの硬いパン(ナン)をスープに浸して食べるのが完璧なスタイルです。
アレルゲン
羊肉