説明
中国の遊牧民(ウイグル族やモンゴル族)が、最高の客人をもてなす際に出す究極の宴会料理。内臓を抜いた子羊を一頭丸ごと、特製のスパイスと卵黄のペーストでコーティングし、巨大な窯(または直火)で黄金色になるまで何時間も回しながら焼き上げたもの。
【烤全羊(カオチュアンヤン / 新疆・内モンゴル名物・羊の丸焼き)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (羊の準備)生後1年未満の極上の子羊の毛と内臓を綺麗に取り除き、丸ごとの状態にする。
- (秘伝のタレ)小麦粉、卵黄、塩、水、そしてクミンパウダー(孜然)、胡椒などのスパイスを混ぜ合わせた「ドロドロの黄色いペースト」を作る。
- 羊の表面全体に、このペーストをハケで分厚く、隙間なく塗りたくる(これが肉の乾燥を防ぎ、表面に美しい黄金色のサクサクの層を作る魔法)。
- 羊の体を鉄の棒(串)に真っ直ぐに固定する。
- 巨大なタンドール窯(トヌール)、または炭火の上にセットし、職人が絶えず手で串を回転させながら、約2〜3時間かけてじっくりと焼き上げる。
- 皮がパリパリの黄金色になり、脂が落ちて極上の香りが漂ったら完成。赤いリボンを首に巻き、台車に乗せて宴会場へ運ぶ。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
クミンの香ばしさと、卵黄ペーストが焦げた黄金の皮
日本のスーパーでの代替食材
(ラムの骨付きブロック肉をオーブンでローストする)
ペアリング
白酒(バイジュウ) / 烏蘇啤酒(新疆ビール)
豆知識
【豆知識】「全羊(チュアンヤン)」は丸ごと一頭の羊のこと。遊牧民の文化において、羊一頭を捧げることは最大級の敬意の表現です。宴会場に香ばしい煙と共に羊が運ばれてくると、拍手喝采と歓声が湧き起こり、白酒の乾杯の嵐が始まります。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】主賓(一番の客人)がナイフで羊の頭や背中に最初の切れ目を入れる「切り分けの儀式」から始まります。その後、皆でナイフを持って肉を削ぎ落とし、手づかみでワシャワシャと食べます。パリパリの皮とジューシーな赤身を一緒に食べるのが最高です。
アレルゲン
羊肉, 卵, 小麦