説明
ウイグル語で「ピテル・マンタ(Pitir Manta)」と呼ばれる、新疆を代表する伝統的な点心。名前の通り、向こうが透けて見えるほど「極薄の皮(薄皮)」で、羊肉と大量の玉ねぎを包み込み、蒸籠で蒸し上げたもの。日本の肉まんとは全く違う、肉汁の爆弾。
【薄皮包子(バオピーバオズ / ウイグル風・羊肉と玉ねぎの極薄蒸し餃子)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (餡の準備)絶対にひき肉機は使わない。新鮮な羊の赤身肉と「羊の尻尾の脂身(羊尾油)」を、包丁で5mm角ほどのサイコロ状に細かく叩き切る(これが肉汁の源)。
- 【味の決め手】:肉と同量かそれ以上の「大量の玉ねぎ」をみじん切りにして加える。
- 塩、黒胡椒、クミンパウダー(少々)、そして水を少し加えて、粘り気が出るまでしっかりと混ぜ合わせる。
- (皮の準備)小麦粉に水と塩だけを加えてこね、発酵させない「死麺(無発酵生地)」を作る。
- 生地を小籠包の皮よりもさらに薄く、向こうが透けるほどの「極薄の円形」に麺棒で伸ばす。
- たっぷりの羊肉餡を乗せ、縁をキュッとつまんで巾着型、または三日月型に閉じる。
- 蒸籠(せいろ)に並べ、強火で約15〜20分蒸し上げる。
- 蒸し上がると、極薄の皮から中の羊肉と玉ねぎの色(肉汁)が透けて光り輝く。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
玉ねぎの強烈な甘みと、羊の脂のコク、黒胡椒のピリッとした刺激
日本のスーパーでの代替食材
(市販の大判の餃子の皮で羊肉と玉ねぎを包んで蒸す)
ペアリング
新疆ポロ(羊肉ピラフ) / 黒酢
豆知識
【豆知識】中央アジア全域で食べられる「マンティ(Manti)」の仲間です。中国の内陸部(北方)に行くほど皮が分厚く「主食」のようになりますが、ウイグルの薄皮包子は皮の存在感がなく、純粋に「肉の塊を食べる」ための贅沢な点心です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】熱々を火傷に注意しながらかじります。皮が極薄なため、食べた瞬間に口の中が「羊肉と玉ねぎの甘いスープ」で満たされます。黒酢とラー油をつけて食べるのも定番ですが、新疆では「ポロ(羊肉ピラフ)」の上に乗せて一緒に食べるのが最高のご馳走とされています。
アレルゲン
小麦, 羊肉