説明
中国のイスラム教徒(回族)の最も神聖で伝統的な主食。小麦粉を発酵させた生地を丸く平たく伸ばし、高温の油で黄金色になるまでふっくらと揚げたパン。ラマダン明けや結婚式、葬儀など、重要な冠婚葬祭の日にのみ作られ、親族や隣人に配られる。
【油香(ヨウシャン / 回族の神聖な丸い揚げパン)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (神聖な準備)伝統に従い、作る前には必ず手を洗い、身体を清める(小浄)のが回族のルール。
- (生地作り)小麦粉に、水、イースト、少量の塩、そして「少量の油(または卵)」を加えて捏ね、発酵させてフワフワの生地を作る。
- 発酵した生地をピンポン玉より少し大きいサイズにちぎり、麺棒で直径10cmほどの「少し厚めの円盤状」に伸ばす。
- 【プロの技】:揚げる時に空気が膨張して破裂しないよう、中心に包丁で小さな「スリット(切り込み)」を2〜3本入れる。
- (揚げ)鍋にたっぷりの植物油(または牛脂・羊脂)を熱し、生地を静かに投入する。
- 高温の油で一気に生地がプクッと膨らむ。両面が美しい黄金色になり、外はサクッと、中はフワフワになったら引き上げる。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
小麦粉が油で揚がったピュアで甘い香ばしさ
日本のスーパーでの代替食材
(ピザ生地やパン生地を油で揚げる「揚げピザ」で代用)
ペアリング
羊肉のスープ / 漬物(咸菜)
豆知識
【豆知識】イスラムの預言者ムハンマドがマディナに入城した際、現地の信者がこの丸いパンを作って歓迎したのが起源という伝説があります。そのため、回族にとって油香は単なる食べ物ではなく、「信仰と平和、絆の象徴」として非常に大切に扱われます。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】手でちぎってそのまま食べると、小麦粉の優しい甘みと油のコクが広がります。また、「羊雑砕(羊のホルモンスープ)」などの熱々のスープにちぎって浸し、スープを吸わせてから食べるのも最高に美味しいです。
アレルゲン
小麦