説明
中国西北部の回族(イスラム教徒)の宴会に欠かせない伝統的なご馳走。スパイシーな牛(または羊)のミンチ肉を、薄焼き卵でサンドイッチのように挟み、油でサクッと揚げてから、特製スープでホロホロになるまで蒸し上げた、手間暇かかったフワフワの肉料理。
【夾沙肉(ジャーシャーロウ / 回族名物・牛ミンチの薄焼き卵サンド蒸し)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (卵の皮作り)卵を溶き、水溶き片栗粉を少し混ぜて破れにくくする。フライパンでクレープのように「大きな薄焼き卵(蛋皮)」を数枚焼いておく。
- (餡の準備)牛ひき肉(または羊肉)に、ネギ生姜水、塩、醤油、ごま油、花椒パウダーを加え、粘りが出るまでしっかりと練り込む。
- (挟む技術:夾沙)まな板に薄焼き卵を敷き、その上に水溶き片栗粉(接着剤代わり)を塗る。
- 牛肉の餡を平らに均等に広げ、もう一枚の薄焼き卵を被せてサンドイッチ状に密着させる。
- これを包丁で「ひし形(または長方形)」に切り分ける。
- (揚げてから蒸す)切り分けたサンドイッチを、高温の油で表面がキツネ色になるまでサッと揚げる(これで形が崩れなくなる)。
- ボウルに揚げた肉を並べ、八角や醤油で味付けした「牛骨スープ」を上から注ぐ。
- 蒸し器に入れ、約40分〜1時間、肉がホロホロになり、卵の皮がスープを限界まで吸い込むまで蒸し上げる。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
スープを吸った薄焼き卵の旨味と、牛肉のコク
日本のスーパーでの代替食材
(薄焼き卵の代わりに湯葉で肉を挟んで蒸す)
ペアリング
白いご飯 / 八宝茶
豆知識
【豆知識】「夾(ジャー)」は挟む、「沙(シャー)」はひき肉(または甘い餡)を意味します。豚肉を使えない回族が、牛肉をいかに柔らかく、そして美しく食べるかを追求した結果生まれた、手間を惜しまない「清真宴会料理の華」です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】レンゲですくって食べます。揚げることで香ばしさを増した薄焼き卵が、牛骨スープをスポンジのように吸い込んでおり、口の中で「フワッ、ジュワッ」と溶けていきます。中の牛肉も限界まで柔らかくなっており、究極のご飯のおかずです。
アレルゲン
牛肉(または羊肉), 卵, 大豆, 小麦(醤油)