説明
広東省や香港の冬の風物詩。一人用の小さな素焼きの土鍋(煲仔)で生米を炊き、水気がなくなったタイミングで中国の甘い腸詰(臘腸)や干し肉を乗せ、肉から溶け出した脂で米をコーティングして炊き上げたもの。鍋底にできる「黄金のおこげ(鍋巴)」と特製醤油ダレが奇跡の味を生む。
【臘味煲仔飯(ラーウェイボウジャイファン / 広東風・中華ソーセージの土鍋炊き込みご飯)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (米の準備)細長くて粘り気の少ない「インディカ米(タイ米など)」を水に浸しておく(※日本のお米だとベチャベチャになるため不向き)。
- (土鍋炊き)小さな素焼きの土鍋に米と水を入れ、強火にかける。
- 沸騰して水が減り、米の表面に「カニ穴(小さな穴)」がプツプツと開いてきた絶妙なタイミングで、スライスした「臘腸(広東風の甘い中華ソーセージ)」と「臘肉(中華干し豚肉)」を米の上に乗せる。
- 蓋をして極弱火にする。ソーセージの脂が熱で溶け出し、下の米を一粒一粒コーティングしていく。
- 【おこげの極意】:最後に鍋の縁に沿って「サラダ油(またはラード)」をタラーリと一周回し入れる。油が鍋底に流れ込み、米を「揚げ焼き」にして極上のカリカリのおこげ(鍋巴)を作る。
- (タレの作成)醤油、老抽(たまり醤油)、砂糖、ごま油を煮詰めた「特製甘口醤油」を作る。
- 青菜(菜心など)を添え、熱々のままテーブルへ。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
臘腸(中華ソーセージ)特有の甘い脂と、焦げた醤油の香り
日本のスーパーでの代替食材
(日本の土鍋で炊き、途中でベーコンとごま油を入れておこげを作る)
ペアリング
温かいプーアル茶 / 広東風の透明なスープ
豆知識
【豆知識】「煲仔(ボウジャイ)」とは小さな土鍋のこと。広東地方の冬は意外に寒く、この土鍋ご飯を食べて体を温めます。具材はソーセージだけでなく、スペアリブ(排骨)や、シイタケと鶏肉(北菇滑鶏)、田うなぎなど、様々なバリエーションが存在する無限の宇宙です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】蓋を開けると湯気と共に肉の甘い香りが爆発します。すかさず「特製醤油ダレ」を鍋肌から回しかけると、ジュワァァァッ!と強烈な音が鳴ります。スプーンで鍋底から「カリカリのおこげ」を剥がし、肉とご飯を完全に混ぜ合わせてから食べます。おこげが主役です。
アレルゲン
豚肉, 大豆, 小麦(醤油)