説明
香港や広東省の朝食や飲茶(ヤムチャ)において、絶対に欠かすことのできない大人気の点心。お米の粉を水で溶いた生地を、布や専用の蒸し器の上に極薄に広げて蒸し上げ、中にエビやチャーシューを巻き込んでクルクルと筒状に丸めたもの。少し甘みのある特製の醤油ダレをたっぷりとかけて食べる。
【腸粉(チャンフェン / 広東風・プルプル米粉の蒸しクレープ)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (生地作り:食感の命)米粉(インディカ米の粉)に、浮き粉(小麦デンプン)やタピオカ粉を黄金比で混ぜ、水を加えてサラサラの白い液体を作る。(※粉の配合でプルプル感が決まる)。
- 具材となる、下味をつけた「むきエビ」、または細かく刻んだ「叉焼(チャーシュー)」を用意する。
- (蒸しと巻き:職人技)専用の四角い蒸し器の引き出し(金属製の平らなトレー)に油を薄く塗る。
- 米粉の液体をお玉ですくい、トレーの底に「向こうが透けるほど極薄」になるように均等に流し広げる。
- その上にエビやチャーシュー、少量のネギを散らす。
- 蒸し器に引き出しを戻し、強火の蒸気で約1〜2分、生地が透明になり気泡ができるまで一気に蒸し上げる。
- トレーを取り出し、専用のヘラを使って、極薄の生地を端からクルクルと「筒状(腸の形)」に巻き上げながら皿に滑り落とす。
- 醤油、砂糖、オイスターソース、お湯を煮詰めた「甘口の特製醤油ダレ」を、おぼれるほどたっぷりとかけて完成。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
甘口の特製醤油の旨味と、米粉生地の淡白な甘み
日本のスーパーでの代替食材
(日本のライスペーパーを水で戻し、具を巻いて蒸すことで簡易的に代用)
ペアリング
プーアル茶 / お粥
豆知識
見た目が「豚の腸」のように白くて長い筒状になっていることから「腸粉」という少しグロテスクな名前が付きましたが、もちろん内臓は一切入っていません。香港の街角の屋台では、具を入れずに生地だけを丸めてゴマダレやチリソースをかけた「猪腸粉(ヂューチョンファン)」というスナック版も大人気です。
食べ方・マナー
レンゲや箸で一口大に切り分け、甘口の醤油ダレに生地を「ドップリ」と浸してから食べます。口に入れた瞬間に生地が「ツルンッ、モチッ」と踊り、噛む間もなく喉の奥へと滑り落ちていきます。中のエビの「プリッ」とした食感とのコントラストが素晴らしく、朝から胃腸を優しく満たしてくれます。
アレルゲン
えび, 豚肉, 大豆, 小麦