説明
カトマンズ盆地のネワール族が愛する、羊(または水牛)の「肺(プック/フォクソ)」を使った非常に珍しい内臓料理。肺は空気をたくさん含んでいてスカスカなため、そのまま茹でるのではなく、「気管から小麦粉を溶いた水を流し込んで肺をパンパンに膨らませてから茹でる」という驚愕の下処理を行う。これをスライスしてスパイスで炒めた、フワフワ・クニュッとしたおつまみ。
【プック(肺の炒め物 / フォクソ)】を食べられるお店
調査中
この料理を提供するお店を調査中です。
このサイトでは、辞典情報だけでなく「購入・提供できるお店」もわかるように情報を整備しています。
※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- 【肺を膨らませて茹でる】:羊の肺を気管付きのまま綺麗に洗い、気管から「小麦粉、水、塩、ターメリック、溶き卵を混ぜた液体」をジョウゴで流し込む。肺が風船のようにパンパンに膨らんだら、気管を縛り、そのままお湯で数十分茹でる(これで肺の中の空洞が小麦粉の生地で埋まり、プリンのような食感になる)。
- 【スライス】:茹で上がった肺を冷まし、一口大の薄切りにする。
- 【炒める】:フライパンでマスタードオイルを熱し、ニンニク、生姜、クミン、唐辛子と一緒に表面が少しカリッとするまで炒める。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
日本のスーパーでの代替食材
(代用不可能。食感だけなら「フレンチトースト」を一口大に切ってカレー粉で炒めるような不思議な食感)
ペアリング
アイラ(強烈な伝統酒) / ロキシー / チウラ
豆知識
小麦粉と卵の生地が肺の細胞の隅々まで行き渡って固まっているため、噛むと「フワッ、ムチッ」としたカマボコや硬めのプリンのような、内臓とは思えない驚きの食感がします。ネワール族の「命を無駄にしない」という哲学と、料理に対する狂気的なまでの執念(情熱)が詰まった究極の逸品です。
食べ方・マナー
サマエバジ(おかずプレート)の一品として提供されるか、居酒屋でアイラ(50度超えの蒸留酒)を飲みながら、スナック感覚でつまみます。
アレルゲン
肉, 小麦, 卵