説明
中国・西安(シルクロードの起点)を代表するイスラム系(回族)のソウルフード。客が自分で「饃(モー)」という硬いパンを大豆ほどの大きさに細かくちぎり、それを厨房に戻すと、羊肉の極上スープで煮込まれて出てくるという、世界一「客の手間がかかる」料理。
【羊肉泡饃(ヤンロウパオモー / 西安名物・ちぎりパンの羊肉スープ)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方と日中の違い】
- (パンの準備・客の仕事)発酵させずに硬く焼き上げた専用のパン(坨坨饃)を2枚、空のどんぶりと共に渡される。客は席に座り、お茶を飲みながらひたすらパンを「大豆ほどの極小サイズ」に手でちぎり続ける(これが大きいと厨房からやり直しを命じられる)。
- (スープの抽出)厨房では、羊骨、羊肉、牛骨を、八角、草果、桂皮などのスパイスと共に10時間以上白濁するまで煮込み、強烈な旨味のスープを作っておく。
- (厨房での仕上げ)客から「ちぎり終わったパンのどんぶり」を受け取る。
- 中華鍋に極上スープを熱し、ちぎったパン、薄切りの羊肉、春雨、金針菜、木耳を入れてサッと煮込む。
- パンが羊のスープをスポンジのように限界まで吸い込み、フカフカになったら完成。
- どんぶりに戻し、香菜(パクチー)を散らして客に提供する。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
羊骨の圧倒的な白湯スープの旨味、草果の香り
日本のスーパーでの代替食材
(硬いピタパンやナンを細かくちぎって羊スープに入れる)
ペアリング
糖蒜(甘酢漬けニンニク) / 氷峰(オレンジソーダ)
豆知識
【豆知識】「泡(パオ)」はスープに浸すという意味。ちぎる作業に20分ほどかかるため、友人や家族と「会話を楽しむための時間」として機能しています。シルクロードの旅人たちが、硬くなった乾パンをスープで柔らかくして食べたのが起源と言われています。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】必ず「糖蒜(タンスァン=甘酢漬けニンニク)」と特製チリソースが添えられます。レンゲでスープを吸ったパンを食べ、合間に糖蒜をかじって口の中の羊の脂をリセットします。かき混ぜるとスープが濁るため「端から少しずつ崩して食べる」のが西安人の作法です。
アレルゲン
小麦, 羊肉