説明
「お茶(茶)」という名前だが茶葉は一切入っていない。小麦粉を牛の油でキツネ色になるまで香ばしく炒り、お湯を注いでドロドロのペースト状にし、ピーナッツや白ごまを加えた、西北地方のイスラム教徒(回族)の冬の伝統的な朝食。
【油茶(ヨウチャ / 回族の朝食・炒り小麦粉とナッツのドロドロスープ)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (油茶粉の作成:これが全て)巨大な中華鍋に「牛脂(または羊の脂・植物油)」を溶かす。
- そこに大量の【小麦粉】を投入し、極弱火で焦がさないように絶えずかき混ぜる。
- 小麦粉の水分が飛び、全体がキツネ色(砂のような状態)になり、強烈な香ばしい匂いが立つまでじっくりと炒る(炒麺)。
- 炒った小麦粉に、砕いたピーナッツ、白ごま、クルミなどのナッツ類、そして「花椒パウダー(または五香粉)」と塩を加えて混ぜ合わせる。これで保存可能な「油茶粉」が完成する。
- (食べる時)お椀にこの油茶粉を大さじ数杯入れる。
- 上から熱湯を注ぎ、スプーンですばやくかき混ぜる。
- 小麦粉が熱湯を吸って「糊のようにドロドロ」に変化したら完成。お好みで「麻花(ねじり揚げパン)」を砕いて入れる。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
牛脂と小麦粉が炒られた強烈な香ばしさ、花椒の隠し味
日本のスーパーでの代替食材
(市販の油茶の粉末にお湯を注ぐ)
ペアリング
麻花(ねじり揚げパン) / 肉包(肉まん)
豆知識
【豆知識】チベットのバター茶(ツァンパ)にも通じる、遊牧・騎馬民族の携帯保存食がルーツです。炒った小麦粉(油茶粉)は何ヶ月も常温で保存できるため、シルクロードの旅人たちが水筒のお湯で溶かして飢えと寒さをしのいだ「命の粉」です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】ドロドロの熱いペーストを、レンゲでフーフーと冷ましながらすすります。口に入れると、炒った小麦粉と牛脂の濃厚な香りが広がり、ナッツのカリカリ感がアクセントになります。揚げパン(麻花)を浸して食べるのが回族の定番です。
アレルゲン
小麦, 落花生, クルミ, ごま