説明
上海料理(秋の味覚)の最高峰。生きたままの上海蟹(チュウゴクモクズガニ)をタコ糸で縛り、ネギと生姜と共に蒸し上げた極めてシンプルな料理。ねっとりとした黄金色の「カニ味噌(蟹黄)」と、オス特有のゼリー状の「白子(蟹膏)」の暴力的な旨味を、生姜黒酢ダレで味わう。
【清蒸大閘蟹(チンジョンダージャーシエ / 上海蟹の姿蒸し)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方と日本の代替ガニ】
- (カニの選定と代替)本物の上海蟹(大閘蟹)は日本では生きたままの輸入が規制されていることが多い。日本で完璧に代用・自作する場合、生物学的に同種である日本の「モクズガニ(ツガニ)」を生きたまま清流で捕獲、または市場で購入する。
- 生きたカニを真水で数日間泥抜きする。
- タワシで殻と細かい毛の汚れを徹底的にこすり落とす。
- カニが暴れて脚が取れるのを防ぐため、タコ糸(または藁)で手足を胴体にピッタリと縛り上げる。
- (蒸しの極意)カニの腹を【必ず上に向けて】蒸籠に乗せる(味噌が流れ出るのを防ぐため)。
- カニの腹の上に、臭み消しのスライス生姜とネギを乗せる。
- 蒸籠で強火で約15〜20分、殻が鮮やかな赤色になるまで蒸し上げる。
- (タレの作成)黒酢(鎮江香酢)、醤油、少量の砂糖、そして大量のみじん切り生姜を合わせた「姜汁醋(生姜黒酢ダレ)」を作って添える。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
濃厚なカニ味噌と、生姜黒酢のさっぱりとした酸味
日本のスーパーでの代替食材
(日本の生きたモクズガニやツガニを使用する)
ペアリング
温かい紹興酒(絶対に必須) / 生姜茶
豆知識
【豆知識】「九雌十雄(旧暦の9月はメス、10月はオスが美味い)」という言葉があります。秋の上海では、このカニを食べないと冬が越せないと言われるほどの熱狂があり、最高級の産地である「陽澄湖(ようちょうこ)」の上海蟹は一杯数千円〜数万円で取引される高級品です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】カニの体を冷やす性質(寒性)があるため、体を温める「熱燗の紹興酒」と「生姜茶」を必ず一緒に飲みます。カニ用の専用道具(蟹八件)を使い、甲羅を開けてカニ味噌をすすり、細い脚の肉まで一滴残らず食べ尽くすのが上海人の美学です。
アレルゲン
カニ, 大豆, 小麦(醤油)