説明
日本で普及している「甘い肉味噌がかかった中華麺」のオリジナル。本場・老北京(生粋の北京)の炸醤麺は砂糖を使わず、大豆から作る「黄醤(黄色い味噌)」と「甜麺醤」を豚バラ肉と一緒に油で「揚げるように(炸)」じっくり炒めた、しょっぱくて香ばしい濃厚なソースを手打ち麺に絡めて食べる。
【老北京炸醤麺(ラオベイジンジャージャンミェン / 北京風・手打ちジャージャン麺)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方と日中の違い】
- (肉味噌・炸醤の作成)豚バラ肉(赤身と脂身が半々のもの)を、ひき肉機は使わずに包丁で小さなサイコロ状(丁)に切る。
- 中華鍋に多めの油を熱し、豚肉を炒めて脂を完全に抽出する。ネギと生姜を入れて香りを出す。
- 【最大のポイント:炸醤(味噌を揚げる)】:北京特産の「干黄醤(大豆で作った塩気の強い黄色い味噌)」を水で溶いたものと、「甜麺醤(甘味噌)」を鍋にドバッと入れる。
- 弱火で絶えずかき混ぜながら、約30分〜40分間、味噌の水分が飛び、油と分離して「黒光りする濃厚な肉味噌」になるまで揚げるように炒め続ける。
- (麺と野菜)強力粉で打ったコシの強い手打ち麺(または太めのうどん)を茹でて器に盛る。
- 上に「菜碼(ツァイマー)」と呼ばれる、キュウリ、大根、モヤシ、枝豆、セロリなどの千切り・茹で野菜を美しく放射状に並べる。
- 中央に真っ黒な熱々の肉味噌(炸醤)を乗せて完成。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
黄醤(黄色い大豆味噌)が油で焦げた強烈な香ばしさと塩気
日本のスーパーでの代替食材
(日本の八丁味噌や赤味噌と甜麺醤をブレンドし、うどんにかける)
ペアリング
生ニンニク(かじりながら) / 麺の茹で汁(原湯)
豆知識
【豆知識】日本のジャージャー麺は「甘いひき肉炒め」ですが、北京の炸醤麺は「豚の脂で味噌を揚げる」という非常に塩気が強く香ばしい料理です。北京の胡同(路地裏)で、おじさんたちがどんぶりを持って外に座り込み、ニンニクをかじりながら麺をすする風景は、北京の最も美しい日常の象徴です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】食べる前に、器の底から麺と野菜と肉味噌が「完全に均等な茶色になるまで」ひたすら激しくかき混ぜます。北京の流儀として、生のニンニク(大蒜)をポリッと直接かじりながらこの麺をすすり、最後に麺の茹で汁(原湯)を飲んで胃を落ち着かせます。
アレルゲン
豚肉, 小麦, 大豆