説明
香港の飲茶(ヤムチャ)や街角のベーカリー(茶餐廳)で絶対に欠かせない、黄金色に輝く国民的スイーツ(四大天王の一つ)。イギリスのカスタードタルトとポルトガルのパステル・デ・ナタが融合して生まれた歴史的傑作。サクサクのクッキー生地(またはパイ生地)の中に、卵の風味が強烈な「プルンプルンの熱々カスタードプリン」が詰まっている。
【港式蛋撻(ガンシータンター / 香港・マカオ風・エッグタルト)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方と香港・マカオの違い】
- (生地の秘密:2つのスタイル)香港式(港式)は、バターと小麦粉で作るサクサクの「クッキー生地(牛油皮)」、またはラードを何百層も折り込んだ「パイ生地(酥皮)」の2種類がある。これを小さなギザギザのタルト型に指で薄く敷き詰める。マカオ式(葡式)は必ずパイ生地を使用する。
- (黄金の卵液)ボウルに新鮮な「卵(黄身を多め)」、エバミルク(無糖練乳・香港スイーツの要)、お湯で溶かしたたっぷりの砂糖を入れて、泡立てないように静かに混ぜ合わせる。
- 茶こしで2〜3回、徹底的に濾して、気泡の全くない「極めて滑らかな黄金の液体(蛋液)」にする。
- タルト型に敷いた生地の中に、この卵液をギリギリ(9割)までなみなみと注ぎ込む。
- (焼きの技術)200度の高温のオーブンに入れる。
- 【香港とマカオの違い】:香港式は、卵液がプクッと膨らみ、表面が黄色く美しい「プリン状(焦げ目なし)」で焼き上げる。一方のマカオ式(葡式エッグタルト)は、表面の砂糖がキャラメル化して「真っ黒な焦げ目」がつくまで強火で焼き上げる。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
卵の濃厚なコクと、エバミルクの強烈な甘い香り
日本のスーパーでの代替食材
(市販の冷凍パイシートを型に敷き、プリン液を流してオーブンで焼く)
ペアリング
香港ミルクティー(絲襪奶茶) / プーアル茶
豆知識
【豆知識】「撻(ター)」は英語の「Tart(タルト)」の広東語の当て字です。1940年代に広州のデパートのシェフがイギリスのフルーツタルトを真似て作ったのが始まりで、その後香港に渡り「茶餐廳(香港式カフェ)」の爆発的な普及と共に、香港人の心と胃袋を支配する国民的スイーツへと進化しました。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】絶対に「焼き立ての熱々」を手で持ってかじります。外側の生地が「サクッ!ホロロッ」と崩れた直後、中から「火傷するほど熱い、プルンプルンでトロトロの卵プリン」が口の中に流れ込んできます。濃くて渋い「香港ミルクティー」で甘さを流し込むのが最高の午後(アフタヌーンティー)です。
アレルゲン
小麦, 卵, 乳製品