説明
中国の江南地方(上海、江蘇、浙江)で、春の清明節(お盆のような行事)の時期に必ず食べられる伝統的な和菓子のようなスイーツ。ヨモギや大麦若葉の搾り汁を練り込んだ鮮やかな緑色のもち米生地で、甘いこしあん(豆沙)などを包んで蒸し上げたもの。日本のよもぎ餅のルーツとも言える。
【青団(チントゥアン / 江南風・ヨモギとこしあんの春のよもぎ餅)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- 新鮮なヨモギ(または麦の若葉)を茹でてアクを抜き、ミミキサーにかけて濃厚な緑色の「青汁(搾り汁)」を作る。
- もち米の粉(糯米粉)と、少量の浮き粉(小麦デンプン)を混ぜる。※浮き粉を入れることで蒸した後に形が崩れず、翡翠のような透明感が出る。
- 粉に熱いヨモギの搾り汁と少量のラードを加え、滑らかな緑色の生地になるまでしっかりと捏ねる。
- 生地をゴルフボール大に分け、中にラードを効かせた滑らかな「こしあん(豆沙)」を包み、丸く成形する。
- 底に笹の葉などを敷き、蒸し器で約10〜15分蒸し上げる。
- 蒸し上がったら表面にごま油(または植物油)を薄く塗り、ツヤ出しと乾燥防止をして完成。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
ヨモギの強烈な春の香りと、ラードが効いたこしあんのコク
日本のスーパーでの代替食材
日本の白玉粉とヨモギパウダー、市販のこしあんで自作可能
ペアリング
温かい緑茶(龍井茶)
豆知識
清明節は先祖の墓参りをする日で、元々はこの青団をお供え物として作っていました。最近ではこしあんだけでなく、「塩漬け卵黄と肉でんぶ(咸蛋黄肉鬆)」を入れた甘じょっぱい若者向けのアレンジ味が大流行しています。
食べ方・マナー
表面に油が塗られているため、手で持ってもくっつきません。一口噛むと、ヨモギの爽やかな青い香りが鼻を抜け、中から熱々の甘いあんこがとろけ出します。春の訪れを五感で感じるスイーツです。
アレルゲン
大豆, 小麦