説明
別名「叫化鶏(ジャオホアジー=乞食鶏)」。丸鶏に五目餡を詰め、蓮の葉で包んだ後、外側を「泥(粘土)」で完全に密閉して丸ごと焼き上げるという、中国料理の中でも最も野性的でロマンに溢れた伝説の料理。
【富貴鶏(フークイジー / 江蘇名物・丸鶏の蓮の葉と泥包み焼き)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
- 丸鶏
- 豚肉/椎茸/エビ(中の餡)
- 蓮の葉
- 豚の網脂
- 粘土(または小麦粉の生地)
- 紹興酒
作り方
- 【本格的な作り方と日中の違い】
- (鶏の下準備)内臓を抜いた丸鶏を、醤油、紹興酒、ネギ、生姜、五香粉でマリネする。
- 鶏のお腹の中に、豚肉、干し椎茸、エビ、タケノコなどを炒めた五目餡をパンパンに詰める。
- (包む工程)鶏全体を「豚の網脂(クレピーヌ)」で包んで脂のコクを足し、さらにその上から、香りの良い巨大な「蓮の葉(荷葉)」で何重にもしっかりと包み込む。
- 【最大のハイライト】:蓮の葉の上から、さらに「酒と塩を混ぜた専用の粘土(現代のレストランでは小麦粉のパン生地で代用することも多い)」で隙間なく完全に覆い尽くし、ラグビーボールのような塊にする。
- これをオーブン(本来は土の中の直火)で数時間かけてじっくりと蒸し焼きにする。
- 提供時、客の目の前で木槌を使って外側の硬い粘土の殻を「パッカーン!」と叩き割る。蓮の葉を開くと、強烈な香気と共にホロホロに崩れる極上の鶏肉が現れる。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
蓮の葉の強烈な高貴な香りと、閉じ込められた鶏の旨味
日本のスーパーでの代替食材
(オーブンバッグや塩釜焼きで代用)
ペアリング
紹興酒 / 中国茶
豆知識
【豆知識】昔、食べ物を持たない物乞い(叫化子)が偶然手に入れた鶏を隠すために泥で包んで火の中に放り込んでおいたところ、泥が羽根と一緒に剥がれ落ち、信じられないほど美味しい鶏の蒸し焼きができた、という伝説から「叫化鶏(乞食鶏)」と呼ばれます。レストランでは縁起を担いで「富貴鶏」と呼びます。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】ハンマーで殻を割るというエンターテインメントを楽しんだ後、箸でスッとほぐれるほど柔らかい鶏肉と、お腹の中に詰まった「鶏の肉汁を全て吸い込んだ極上の五目餡」を一緒に味わいます。
アレルゲン
鶏肉, 豚肉, えび, 小麦