説明
西安のイスラム街(回民街)の名物料理。牛肉に、八角や五香粉を混ぜて粗く挽いた「米の粉」をたっぷりとまぶし、小さな竹の蒸籠(せいろ)で肉がホロホロに崩れるまで長時間蒸し上げた、香りと食感の芸術品。
【粉蒸肉(フェンジョンロウ / 回族風・牛肉と米粉のスパイス蒸し)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (蒸し粉の準備)ここが命。生のお米(うるち米)と、八角、桂皮、花椒などのスパイスをフライパンで焦がさないように香ばしく空炒りする。これをミキサー(またはすり鉢)で、「少し粗い粒が残る程度」の粉末状に砕く(米粉)。
- (肉の準備)牛肉の塊(少し脂のある部位)をスライスする。
- 牛肉に、醤油、甜麺醤、豆板醤(お好みで)、ネギ、生姜、酒を加えてしっかりと揉み込む。
- 下味をつけた牛肉に、作っておいた「スパイス入り米粉」と少量のスープ(または水)を加え、米粉が肉の表面にドロリと分厚くまとわりつくように混ぜ合わせる。
- 小さな竹の蒸籠(せいろ)の底に、サツマイモやカボチャ(肉の脂を吸わせるため)を敷く。
- その上に衣をまとった牛肉を乗せ、強火で約1時間〜1時間半、肉が箸で切れるほど柔らかくなり、米粉が旨味を吸ってモチモチになるまで蒸し上げる。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
八角と花椒の複雑なスパイス香、蒸された米の甘み
日本のスーパーでの代替食材
(市販の「蒸肉粉」を使って肉にまぶして蒸す)
ペアリング
荷葉餅(薄焼きパンに挟む) / 烏龍茶
豆知識
【豆知識】「粉(フェン)」とは米粉のこと。中国南部では豚肉で作られますが、西安の回族(イスラム教徒)の街では牛肉や羊肉で作るのが絶対のルールです。肉の脂を吸った底のサツマイモが、実は肉以上に美味しいと言われます。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】小さな蒸籠ごと提供されます。肉を一口食べると、周りの「モチモチした米の衣」と「ホロホロの肉」が口の中で同時に溶けます。西安では、熱々の「荷葉餅(フワフワのパン)」にこの肉を挟んで食べるのが王道のスタイルです。
アレルゲン
牛肉, 小麦, 大豆