説明
中国西北部のイスラム教徒(回族)が、客人をもてなす際に必ず出す伝統的なお茶。茶葉と一緒に、乾燥ナツメ、クコの実、リュウガン、菊の花、干しブドウなどの「8種類の宝(体に良い生薬とフルーツ)」を蓋付きの茶器に入れ、氷砂糖の優しい甘みで飲む癒しの一杯。
【八宝茶(バーバオチャ / 回族名物・8つの宝が入った甘い薬膳茶)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
- 茶葉
- 氷砂糖
- ナツメ
- クコの実
- リュウガン
- 干しブドウ
- クルミ
- 菊の花
- 熱湯
作り方
- 【本格的な作り方】
- (器と宝の準備)中国の伝統的な蓋付きの茶器「蓋碗(ガイワン)」を用意する。
- 器の底に、ベースとなるお茶(緑茶、ジャスミン茶、またはプーアル茶など)をひとつまみ入れる。
- その上に「八宝(8つの健康素材)」を美しく盛り付ける。基本の構成は、①氷砂糖(大きな塊)、②紅棗(乾燥ナツメ)、③枸杞(クコの実)、④桂円(乾燥リュウガン)、⑤葡萄干(干しブドウ)、⑥菊花(乾燥した菊の花)、⑦核桃(クルミ)やピーナッツ、⑧陳皮(みかんの皮)など。
- 【注ぎの儀式】:先の非常に長い特別なヤカン(長嘴壺)を使い、高い位置から熱湯を勢いよく器に注ぎ込む。この勢いで茶葉と具材が器の中でクルクルと舞い踊り、味が均等に出る。
- 蓋をして数分蒸らし、氷砂糖が溶けてフルーツの甘みが抽出されたら完成。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
氷砂糖の純粋な甘みと、ナツメ・リュウガンのフルーティーな香り
日本のスーパーでの代替食材
(日本のスーパーで買えるクコの実やナツメ、氷砂糖で自作)
ペアリング
羊肉料理全般(油を洗い流す)
豆知識
【豆知識】「八(パー)」は中国で最も縁起の良い数字であり、「八宝」はたくさんの宝物(具材)が入っているという意味です。シルクロードの乾燥した気候の中で、水分、糖分、ビタミンを同時に補給できる、回族の究極の知恵が詰まったおもてなしの薬膳茶です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】蓋を少しだけズラして隙間を作り、そこからお茶をすすります。最初は薄味ですが、お湯を注ぎ足す(2煎目、3煎目)ごとに氷砂糖とフルーツの甘みが溶け出し、味がどんどん濃く変化していきます。最後は底に残った柔らかいナツメやクルミを食べて楽しみます。
アレルゲン
クルミ, ごま, ナッツ類