説明
中国天津市を発祥とし、現在北京をはじめとする中国北方の朝食屋台で最も愛されているストリートフード。緑豆の粉で作ったモチモチのクレープ生地に卵を割り落とし、甜麺醤などの甘辛ソースを塗り、中に「薄くてサクサクの揚げパン(薄脆=果子)」を挟んで折りたたんだもの。食感のコントラストが完璧なワンハンドフード。
【煎餅果子(ジエンビングオズ / 天津風・緑豆クレープのパリパリ揚げパン包み)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (生地作り)天津の正統派は、小麦粉ではなく「緑豆(ムング豆)の粉」を水で溶いた生地を使用する(これにより特有の香ばしさが出る)。
- 屋台の丸くて平らな丸い鉄板(鏊子)に生地を流し込み、トンボと呼ばれるT字型の木の棒で素早く極薄の円形に伸ばす。
- 生地が焼けたら、生卵を1〜2個割り落とし、トンボで生地全体に薄く塗り広げる。
- 卵が少し固まる前に、黒ごまと刻みネギ、パクチーを散らす。
- 大きなヘラを使って、生地をクルッと裏返す。
- 裏返した面に、甜麺醤(甘味噌)、腐乳、辣醤(チリソース)を混ぜた特製ソースをハケでたっぷりと塗る。
- 【食感の極意】:中央に「薄脆(バオツイ=ワンタンの皮を大きくしてカリカリに揚げたような巨大な極薄クラッカー)」を乗せる。
- ヘラを使って、生地でクラッカーを包み込むように四角く折りたたみ、真ん中から半分に切って袋に入れて提供する。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
甜麺醤の甘辛さと、緑豆生地の香ばしさ
日本のスーパーでの代替食材
日本のクレープ生地に甘味噌を塗り、ポテトチップスなどを挟んで代用
ペアリング
温かい豆乳 / 豆腐脳(おぼろ豆腐スープ)
豆知識
「果子(グオズ)」とは中国語で揚げパン(油条など)のこと。天津人はこの料理に異常なこだわりと誇りを持っており、「緑豆以外の粉を使う」「ウインナーやレタスなどの邪道な具材を挟む」といったアレンジをすると、天津人から「そんなものは煎餅果子ではない!」と激怒されるというネットミームが存在します。
食べ方・マナー
熱々のうちに、紙袋を持ったままかぶりつきます。外側のクレープの「モチッ!」とした食感と卵の香りの直後に、中に挟まれたクラッカーが「ガシャッ!」と心地よく砕け散ります。甘辛い味噌ソースが全体をまとめ上げており、歩きながら食べる朝食として世界最強の完成度を誇ります。
アレルゲン
卵, 小麦, 大豆, ごま