説明
中国西北部のイスラム教徒(回族やウイグル族)が、冷え込む冬の朝や祝祭日に食べる定番スープ。羊の骨と肉を何時間も煮込んだ極上の白湯スープに、サツマイモのデンプンから作ったモチモチの「極太春雨(粉条)」と、薄切りの羊肉、大根を入れた身体の芯から温まる一杯。
【羊肉粉湯(ヤンロウフェンタン / 羊肉と極太春雨の旨味スープ)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (極上スープの抽出)羊の骨(大腿骨など)を冷水で血抜きした後、大鍋で強火にかけてアクを徹底的に取る。ネギ、生姜、花椒、草果などのスパイスを加え、スープが牛乳のように真っ白になるまで数時間ガンガン煮込む。
- (春雨の準備)サツマイモのデンプンから作られた、煮崩れしない「極太の春雨(紅薯粉条)」を、お湯で芯がなくなるまで柔らかく戻しておく。
- (仕上げ)別の鍋に羊骨スープを移し、戻した極太春雨を入れる。
- 薄切りにした茹で羊肉、冬の甘い大根の薄切り、キクラゲ、豆腐などを加える。
- 塩と白胡椒でシンプルに味を調える(醤油は入れず、スープの白さを保つ)。
- 春雨が羊のスープを限界まで吸い込んだら器に盛り、たっぷりのパクチーとネギを散らす。お好みで「羊油辣椒(羊脂のラー油)」を垂らす。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
白胡椒の鮮烈な香りと、羊骨スープの濃厚なコク
日本のスーパーでの代替食材
(韓国のタンミョンをラム肉のスープで煮込む)
ペアリング
油香(揚げパン) / 烤肉(串焼き)
豆知識
【豆知識】「粉湯(フェンタン)」は春雨スープのこと。イスラムの断食月(ラマダン)が明けた「開斎節」の朝、モスクで祈りを捧げた後に、家族や親戚が集まって最初に食べるのがこの「羊肉粉湯」であり、非常に神聖で温かい意味を持つ料理です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】レンゲでスープを飲みながら、お箸で極太の春雨をすすります。サツマイモ春雨は弾力が強烈で、羊の脂と旨味をスポンジのように吸い込んでいます。「油香(丸い揚げパン)」をこのスープにちぎり入れて食べるのが、回族の最もクラシックなご馳走の食べ方です。
アレルゲン
羊肉