説明
甘粛省・蘭州市の家庭で、冬になると必ず食べられる究極のコンフォートフード。お米ではなく「エンドウ豆の粉」と「小麦粉」をお湯に少しずつ振り入れながら、糊(スライム)のようにドロドロになるまで煮込み、自家製のラー油や塩漬け野菜をトッピングして食べる。
【豆麺饊飯(ドウミェンサンファン / 蘭州風・エンドウ豆粉のドロドロお粥)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (粉の準備)この料理の命である「エンドウ豆の粉(豌豆麺)」と「小麦粉」を、1:2の割合でブレンドしておく。
- 鍋に水を沸かし、さいの目に切ったジャガイモを入れて柔らかくなるまで煮る。
- 【饊(サン)の技術】:ここからが時間と腕力の勝負。沸騰した鍋のお湯を大きなお玉で円を描くように激しくかき混ぜ、水流の渦を作る。
- その渦の中に、ブレンドした粉を左手で「パラパラと少しずつ(饊)」振り入れていく。
- ダマ(塊)にならないように、右手でひたすら激しくかき混ぜ続ける。
- 粉が熱湯を吸い、鍋の中が「お箸を突き刺しても倒れないほど」の強烈なドロドロのペースト状になったら火を止める。
- (トッピング)熱々のペーストをお椀に盛り、塩茹でした青菜、酸っぱく発酵させた塩漬け野菜(酸菜や漬物)、そして真っ赤な自家製ラー油(紅油)とネギをたっぷり乗せて完成。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
自家製ラー油の香ばしさと、エンドウ豆粉の素朴な香り
日本のスーパーでの代替食材
(日本のそば粉やコーンミールをお湯で練ってそばがき状にする)
ペアリング
生ニンニク(かじりながら) / お茶
豆知識
【豆知識】「饊(サン)」とは、粉をパラパラと振り入れる動作のこと。イタリアのポレンタや、東ヨーロッパのママリガ(トウモロコシ粥)と全く同じ調理法です。小麦や豆しか取れない西北の厳しい大地で、農民たちがお腹を膨らませて暖を取るために生み出した究極のサバイバル飯です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】レンゲですくって食べます。ドロドロで異常に熱を保っているため、舌の火傷に注意が必要です。素朴な豆の香りとジャガイモのホクホク感の中に、酸っぱい漬物とラー油の辛さが混ざり合い、一口食べれば極寒の冬でも身体中から汗が噴き出します。
アレルゲン
小麦, 大豆(ラー油等)