説明
中国一の小麦粉の聖地・山西省の家庭で愛される、究極のB級グルメ・ソウルフード。千切りにした生のジャガイモに小麦粉をまぶして蒸し上げ、フワフワになったものを、卵やネギと一緒に油でパラパラになるまで香ばしく炒め合わせた、炭水化物×炭水化物の傑作。
【炒不爛子(チャオブランズ / 山西風・ジャガイモと小麦粉のパラパラ蒸し炒め)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【本格的な作り方】
- (ジャガイモと粉の合体)生のジャガイモの皮をむき、スライサー(または包丁)で少し太めの千切りにする。水にはさらさず(デンプンを残すため)、軽く水気を切る。
- ボウルにジャガイモを入れ、そこに【大量の小麦粉】を振り入れる。
- 手で下から上に持ち上げるように優しく混ぜ、ジャガイモの千切り一本一本に小麦粉が「分厚い衣」のように白くまとわりつく状態にする。
- (蒸しの工程)蒸籠(せいろ)に濡れ布巾を敷き、粉をまとったジャガイモをフワッと乗せる。
- 強火で約10〜15分、ジャガイモに火が通り、小麦粉が固まって「モチッ、ホクッ」とするまで蒸し上げる。蒸し上がったらボウルに出し、箸でパラパラにほぐして冷ます(これが「不爛子」のベース)。
- (炒めの仕上げ)中華鍋に油を熱し、溶き卵を入れて炒り卵にして取り出す。
- 鍋に油を足し、ネギのみじん切り、乾燥唐辛子、花椒(お好みで)を炒めて香りを出す。
- 蒸しておいたジャガイモ(不爛子)を投入し、鍋肌に押し付けるようにして、表面が少しカリッと焦げるまで中火でじっくり炒める。
- 卵を戻し入れ、塩、五香粉で味を調え、最後にニラ(またはパクチー)を散らして完成。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
油で焦げた小麦粉の純粋な香ばしさと、五香粉の風味
日本のスーパーでの代替食材
(日本のジャガイモで完璧に自作可能)
ペアリング
黒酢(山西老陳醋をかけて食べる) / トマト卵スープ
豆知識
【豆知識】「不爛子(ブランズ)」とは、山西地方の方言で「混ぜ合わせる(拌)」が変化した言葉です。昔、小麦粉が貴重だった時代に、安いジャガイモや野菜でカサ増しをしてお腹を膨らませるために生み出された、農民たちの涙ぐましい知恵と錬金術の結晶です。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】レンゲでワシャワシャとすくって食べます。外側の小麦粉は「カリッ、モチッ」としており、中のジャガイモは「ホクッ」としています。山西人の流儀として、途中で特産の「黒酢(山西老陳醋)」と「自家製ラー油」を少し回しかけて味変すると、酸味が油っこさを消し去り、無限に食べられる最高のおやつ(主食)になります。
アレルゲン
小麦, 卵, ごま(ごま油を使用する場合)