説明
羊肉、小麦、レンズ豆、大量のギーとスパイスを巨大な鍋で12時間以上ドロドロになるまで煮込み、木製のマッシャーで肉の繊維が消えるまで叩き潰した、断食月を象徴する究極のソウルフード。
【ハリーム(羊肉と麦のドロドロ煮込み・インド屋台版)】を食べられるお店
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※後述の【レシピ】は、掲載店のレシピではなく、一般的な料理レシピです。
レシピ
材料
作り方
- 【2人前・分量】骨付きマトン200g、割小麦(ダリア)50g、チャナダール・ウラドダール各10g、ギー大さじ4、玉ねぎの薄切り1個分、ニンニク生姜ペースト大さじ1、ガラムマサラ大さじ1、シナモン・クローブ・カルダモン各少々、フライドオニオン(ビスタ)適量、ミント・レモン。
- ハイデラバードのラマダン(断食月)の夕暮れ、路上に設置された煉瓦造りの巨大な釜の上に、大人が入れるほど巨大な鍋(デグ)が鎮座している。
- 鍋の中には、骨付きのマトン、割小麦、数種類の豆、そしてシナモンやクローブなどのホールスパイスが、大量のギー(澄ましバター)と共に前日から12時間以上、弱火でグツグツと煮込まれている。
- ここからが男たちの力仕事。屋台のコック2人がかりで、「ゴトニ」と呼ばれる巨大な木製のマッシャー(杵)を鍋に突っ込み、全身の体重をかけて「ドスッ!ドスッ!」と中身を激しく叩き潰しながらかき混ぜる。
- 肉の繊維が完全に解け、小麦と豆がドロドロの「スパイシーなペースト状」に完全に一体化したらハリームの完成。
- 注文が入ると、器にこの熱々のペーストをすくい入れ、その上から熱して溶かしたギーを「ジュワッ」と回しかける。
- 最後に、カリカリのフライドオニオン(ビスタ)、新鮮なミント、千切りの生姜をトッピングし、レモンを添えて手渡す。マトンの旨味、スパイスの香り、麦の粘り気が脳を震わせる、エネルギーの塊のようなごちそう。
もっと知る スパイス・代替食材・豆知識など
味の決め手スパイス
日本のスーパーでの代替食材
オートミールとコンビーフをカレールーでドロドロに煮込む(食感の強引な代用)
ペアリング
冷たいコーラ、ルマリ・ロティ(極薄パン)
豆知識
【ガチ勢向け】アラブ発祥の「ハリース」が、ハイデラバードのニザーム王国の宮廷料理としてインドのスパイスと出逢い、究極の進化を遂げたもの。ラマダン(断食月)の時期限定のストリートフードであり、日没後(イフタール)に枯渇した体力を急速に回復させるための「食べるスパイス・プロテイン」。この時期のハイデラバードの街中は、ハリームを叩く木槌の音とギーの匂いで完全に支配される。
食べ方・マナー
【独自の食べ方】ドロドロの肉ペーストにレモンを強めに搾り、カリカリのフライドオニオンと熱いギーを一緒にスプーンですくい上げ、断食明けの空っぽの胃袋に直接叩き込む!
アレルゲン
羊肉,小麦,大豆(豆類),乳製品(ギー)