ネパール
調味料
ルワン(クローブ)
肉の臭みを一掃する「魔法の釘」。強烈でスパイシーな甘い香り
説明
フトモモ科の植物の花の「蕾(つぼみ)」を乾燥させたもの。ネパール語で「ルワン」。形が釘(くぎ)に似ているため、英語のClove(釘)や中国語の丁香(釘の香)と呼ばれる。バニラのように甘い香りと、舌が痺れるような強烈な刺激(オイゲノール成分)がある。ネパール料理において、肉カレー(マトンなど)の臭み消しと、チヤ(お茶)のスパイスとして極めて重要な役割を持つ。
詳細分類: スパイス, 香辛料, テンパリング
【ルワン(クローブ)】を購入できるお店
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※後述の【使い方】は、掲載店の説明ではなく、一般的な使い方です。
使い方
材料
- クローブの蕾(ホール)
作り方
- 【本格的な使い方】
- 【肉カレーのテンパリング】:マトン(山羊肉)などクセの強い肉を煮込む際、一番最初に熱したマスタードオイル(またはギー)に数粒のルワン(ホール)を入れ、油に甘く刺激的な香りを移す。これで肉の臭みが完全に消える。
- 【チヤ(ミルクティー)】:カルダモン、生姜と一緒に小鍋で煮出し、お茶にスパイシーなパンチ(深み)を加える。※香りが強烈なため、一度の料理に使うのは2〜3粒の「少量」が鉄則。
もっと知る 代替品・組み合わせ・豆知識など
味の決め手スパイス
ルワン(このスパイス自体が主役)
日本のスーパーでの代替食材
(日本のスーパーの「クローブ(ホール)」そのもの)
ペアリング
カシコマス(山羊肉カレー) / チヤ(ネパール紅茶) / 豚肉料理
豆知識
歯科で使われる麻酔薬(鎮痛剤)の成分と同じもの(オイゲノール)が含まれているため、ネパールの民間療法では、歯が痛い時にこのルワンを一粒、痛い歯で噛み締めて痛みを麻痺させるという使い方もされます。
食べ方・マナー
カレーを食べている時に、具材に紛れ込んだこのルワン(釘の形)を間違ってガリッと噛んでしまうと、強烈な苦味とシビレで悶絶するため、見つけたらお皿の端によけるのがネパールカレーあるあるです。