パン(パーン)
食後のネパール式ガム。スパイスと香りの「赤い唾液」
説明
インドおよびネパールで、食後の口直しや消化促進のために噛まれる伝統的な嗜好品。ハート型の「キンマ(コショウ科)」の生葉に、ビンロウの実(アレカ・ナッツ)、消石灰のペースト、そしてフェンネルやカルダモン、砂糖漬けの薔薇の花びら(グルカンド)などの甘いスパイスを包み込んだもの。噛みタバコのように長時間噛み続け、口の中を爽快な香りで満たす。
詳細分類: 嗜好品, 食後の口直し, 噛みタバコ風
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味の決め手スパイス
フェンネルとカルダモンの清涼感、薔薇の甘い香り
日本のスーパーでの代替食材
(代用不可能。強いて言えばフリスクやガムを噛む)
ペアリング
食後の口直しとして(単体で噛む)
豆知識
カトマンズの街角には、畳一畳ほどの小さな「パン・パサル(パン屋台)」が無数にあり、職人が手品のような手さばきで注文通りのパンを包んでくれます。タバコ成分(ザルダ)を入れたものは強烈な覚醒作用がありますが、甘いスパイスだけの「ミタ・パン」は女性や子供にも大人気の食後のおやつです。
食べ方・マナー
丸ごと口に放り込み、ガムのように何十分もクチャクチャと噛み続けます。ビンロウの実と石灰が化学反応を起こして「真っ赤な唾液」が出るため、道端に吐き出す人もいますが(街が赤く汚れる原因)、甘い「ミタ・パン(Sweet Paan)」の汁はそのまま飲み込んでも大丈夫です。